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〇歯周病について
歯の数
わんちゃんの歯の数は42本で、ねこちゃんの歯の数は32本あります
その子により、歯の数が足りない(欠歯)こともあります
歯みがきは大切!
6歳以上の犬猫のうち、70~80%が歯周病と言われています
※気がつきやすい事で挙げられるのが
①口臭がする
②歯肉(歯ぐき)が赤い
③ヨダレが多い
④口を痛がったり、触ることに敏感になる
⑤歯垢や歯石がある
→これらが更にひどくなると、頬に穴が開くことがあります
では、どうすれば良いのか??
①事前の歯みがきでデンタルケアをする
②歯石がたまっているのであれば、歯石取り(スケーリング)をする
①デンタルケア
歯みがき
・子犬、子猫の時から歯みがきをする習慣をつけるようにしましょう
・成犬、成猫になってから歯みがきを始めるのは大変ですが、根気強くしていれば慣れてくれます
・子犬、子猫も成犬、成猫もやり方は同じですが、成犬、成猫は慣れるまでに時間がかかります
《やり方》
1、口の周りを閉じた状態でも触らせることに慣れさせます
慣れてきたら、唇をめくるようにしましょう
2、歯みがきを始めるとき、急に歯ブラシ(難しければ、ガーゼを手に巻いて使用)を入れると嫌がるので
好きな味がするものを歯ブラシやガーゼにつけて舐めさせてあげてください
→おいしいと感じると、歯みがきが良いことになり今後やりやすくなります
3、初めは、前の歯(前歯)のみを磨き、その後奥歯、できれば裏側までできるようにしましょう
→できれば、人と同じで食後は毎回できると良いのですが、最低1日1回してあげましょう
4、ガーゼでしていた場合は、歯ブラシへ切り替えるようにしましょう
隙間に入った食べかす等を取るようにしましょう
※嫌がったからといって歯みがきを止める事はしないようにしてください
→嫌がると止めてくれると覚えてしまい、さらに嫌がるようになります
歯みがき、デンタルリンス、歯石をつきにくくするフードなど予防の方法は様々です
その子に合ったデンタルケアをしましょう!!
②歯石取り(スケーリング):予約制
健康診断に一度来院ください
歯石取りは全身麻酔になりますので、心電図・血液検査を行う事があります
その後、予約日に来院頂き処置を行う形になりますが、何も問題が無ければ当日夕方に
帰ることができます
歯石取りをすればキレイになりますが、毎回全身麻酔での処置をするとなると体に負担がかかります
その為、家で歯みがきなどの①デンタルケアを行ってください
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