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〇フィラリア予防について
フィラリア症とは、そうめん状の寄生虫が心臓や肺動脈に寄生することによって起こる病気です
血液の流れが悪くなることにより、心臓のほか肺、肝臓、腎臓、血管に悪い影響を与えます
→フィラリア症は言い換えれば心臓病ともいえます
いったんこの病気に感染した場合には、さまざまな治療法を症状に合わせて行うことになります
どうやってフィラリアに感染するのか?
→犬から犬へ直接感染することはありません、蚊が媒介(中間宿主)することで感染します
フィラリアは蚊に刺されるとうつる病気なので、刺されなければいいのですが
日本の環境では蚊に刺されないというのは、ほぼ不可能に近いです
予防方法は?
→1ヶ月に1回の飲み薬・スポット、注射などで予防ができます
予防期間は地域によって違いますが、4~5月頃から11月末~12月頃までをおすすめしています
予防を始めるにあたって、毎年の最初の投薬前には、フィラリアに感染していないかどうか
血液検査が必要ですので、わんちゃんと一緒に来院ください
〇ワクチンについて
ウイルスや細菌によっておこる伝染病の「自己防衛機能」を高めるのがワクチンです。
ワクチンは様々な種類がありますが、暮らしている環境や希望により種類を選んで頂きます。
※当院では、わんちゃんは6種と10種・ねこちゃんは3種と5種をお勧めしています。
ワクチン注射前
接種前には、家での体調(食欲元気等)は問題ないか、健康診断(体重・体温測定、触診など)で
問題がないか確認してから注射を打ちます。
ワクチン接種後
①激しい運動は、避けましょう。
②様子がいつもと違う、食欲元気がないなど変わったことがあれば早めに連絡をお願いします。
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